私の最高で最上の吉祥なそれらの夢を、他の悪い夢が壊さないように

『ジナチャリヤ』（抄）── 誕生から入滅まで　　55より

「私の最高で最上の吉祥なそれらの夢を、他の悪い夢が壊さないように」といって、神格や尊者たちが関わる、称賛すべきで吉祥な、法に関する美しい話を聞いて、夢のあとに起きて目を覚ましているようにして過ごした。

〈沈思黙考〉

〈応用・適用・活用〉

せっかく自分や自分の周りに吉祥なことがやって来ようとしているのだから、それが他の何かによって壊されないようにすることだ。そのためには、

吉祥にふさわしいものに触れるようにする
しっかりと意識を持ち、覚醒を保つ（真に大切なものに意識を置く）

ことだ。言い換えると誘惑に乗らないこと、いらぬ感情を発動させないこと、などともいえる。そのために吉祥にふさわしいものに毎日触れて覚醒状態をキープするのだ。良いこと・吉祥を引き寄せその状態を維持しその先の目的地に近づくためには、自分自身に対する『防護』が重要ということだ。だから、

ジャーナリングを継続していこう！
いつも真に大切なもの（たとえば非暴力・不殺生のアヒㇺサーなど）を心に留めておこう！

シュラバナベラゴラのバーフバリ象。約12か月間の立位のカーヨーッツァルガ（罵られたり犬にかまれたりなどいかなる刺激に対しても反応もせず身体を放棄する瞑想）によって悟られた。脚や腕にツタが絡まっている

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