『ダサヴェーヤーリヤ』 第11章(=補遺第2章) 単独行 12・13~12・14より
夜の前半と後半の時間に、みずからに関わることをみずから熟考する。「私は何をしたか、私は何をし残したか、できるのに何を私は正しく行わなかったか。他人は、そして私は、何を私の間違いと見るのか。私はどんな間違いを避けていないのか」。このように正しく見直している人は、将来、束縛を作らないであろう。
〈沈思黙考〉
正しくミナオしている人は、将来、束縛を作らないであろう
〈応用・適用・活用〉
将来束縛を作らないようにするには、つまりより自由になるには、自らを正しく振り返ることだ。その日の反省を正しくするともいえる。そしてその反省で、
- 「私は何をしたか?」
- 「私は何を残したか?」
- 「できるのに何を私は正しく行わなかったか?」
- 「何を私の間違いと見るのか?」
- 「私はどんな間違いを避けていないのか?」
といったことを熟考し、日々それらを明らかにし、少しずつ日常の言動や在り方を改善していくのだ。だから、
- 毎晩その日を振り返ろう!
- 何をしたかを振り返り、する必要のなかったことを明らかにしていこう!
- 自分の残したことを振り返り、それが適当だったか明らかにしていこう!
- できるのになさなかった正行について明らかにしていこう!
- 自分の間違いに対して他人の立場からも自分の立場からも明らかにしていこう!
- 自分の間違いを明らかにしたら、それを避けるようにしていこう!
シュラバナベラゴラのバーフバリ象。約12か月間の立位のカーヨーッツァルガ(罵られたり犬にかまれたりなどいかなる刺激に対しても反応もせず身体を放棄する瞑想)によって悟られた。脚や腕にツタが絡まっている
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『ジャイナ教聖典選』(国書刊行会)
★このブログの目的は、
- プレークシャー瞑想やそのバックグラウンドについて研究すること
- 研究したことをプレークシャー瞑想やヨガの指導に反映させ、受講者により良いものを提供していくこと
- 聖典の内容を自分なりにどう日常へ適用・応用していくかを練っていくこと
- ジャーナリングを通じて自分自身と対話し、心・身・魂をととのえること
などです。
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