『ダサヴェーヤーリヤ』 第11章(=補遺第1章) 法楽 11・19より
このように、その人の自己が定まっているならば、身体を放棄しても、一方で法の教えを放棄しないであろう。諸感官はそのような人を揺り動かさない。吹き上げた風がメール山を揺り動かさないように。
〈沈思黙考〉
その人の自己が定まっているならば、諸感官はそのような人を揺り動かさない
〈応用・適用・活用〉
その人の自己が定まっているならば、真に必要で重要なものとそうでないものを明らかに識別でき不要なものは放棄できるので、不要なものによって心が揺り動かされることはない。そうあるためには、
- 何に対して自己を定めるか
- なぜ自分は生きるのか?
- なぜ自分は活動するのか?
などを明らかにし、それに専心・専念することだ。悩み・迷い・優柔不断に陥いらないようにするには、自分自身に対しての方針や指針の欠如や脆弱性を克服することだ。そうしないと、外的刺激に対して諸感官がいつも反応し心があちこちに揺れ動いてしまう。だから、
- 自分の今専念している行いや活動に自信を持っていこう!
- そうやって活動を積み重ねて自己をより一層確立していこう!
- 確固たる指針を持ちながらも柔軟性を持ち合わせていこう!
- 目的地や指針を忘れず、余計な争いや他を傷つける行い等を放棄していこう!
シュラバナベラゴラのバーフバリ象。約12か月間の立位のカーヨーッツァルガ(罵られたり犬にかまれたりなどいかなる刺激に対しても反応もせず身体を放棄する瞑想)によって悟られた。脚や腕にツタが絡まっている
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『ジャイナ教聖典選』(国書刊行会)
★このブログの目的は、
- プレークシャー瞑想やそのバックグラウンドについて研究すること
- 研究したことをプレークシャー瞑想やヨガの指導に反映させ、受講者により良いものを提供していくこと
- 聖典の内容を自分なりにどう日常へ適用・応用していくかを練っていくこと
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などです。
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