『ダサヴェーヤーリヤ』 第1章 木の花 1・2より
一匹の蜂が木の花々から蜜を吸い、一つの花も傷つけず、しかもみずから喜ぶように、
〈沈思黙考〉
一匹の蜂が木の花々から蜜を吸い、一つの花も傷つけず、しかもみずから喜ぶように
〈応用・適用・活用〉
蜂は必要な分の蜜を花からいただき、しかも花を傷つけることはない。花にとっては蜂が受粉を助けてくれるので、双方にとって喜びがあるのだ。この生き方に倣い生活せよということ。つまり、
- 欲張らず
- 貪らず
- 傷つけず
- お互いが喜ぶ
ように生きよ、ということ。見方によっては、蜂も花もそれぞれが自分の真の役割を全うしているともいえる。不要なことや余計なことはしていない。私たちもこの生き方に倣うように、ということだ。修行者としての生き方は1・5にまとめられている。
このように自分たちの修行者としての生き方は蜂と同じで、寄る辺なきものとなるのだと自覚したものたちは、さまざまな施食を楽しみ、みずからを調御している。それゆえに修行者と言われる。
修行者はみずからを調御(「ちょうご」)する、つまり修行者はジナ(勝利者)の教えを、自分で自分に指導することによって自分の道を全うする。不殺生、自制、苦行を完璧に実践する。
これらを参考にして、
- 欲張らないようにしていこう!
- 貪らないようにしていこう!
- 傷つけないようにしていこう!
- お互いが喜ぶようにしていこう!
- 以上を、無駄なくムリなく実践していこう!
- そのためにも、自制ある生活を心がけていこう!
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『ジャイナ教聖典選』(国書刊行会)
★このブログの目的は、
- プレークシャー瞑想やそのバックグラウンドについて研究すること
- 研究したことをプレークシャー瞑想やヨガの指導に反映させ、受講者により良いものを提供していくこと
- 聖典の内容を自分なりにどう日常へ適用・応用していくかを練っていくこと
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などです。
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