『アーヤーランガ』第1篇 第8章 解脱の手段 第2節8・2・5より
思慮あるバラモンたる者が解き明かした教え(ダルマ)を、お前たちは理解せよ。意に沿う者が意に沿わない者に、食べ物・飲み物・嚙む食べ物・味わう食べ物・衣・托鉢容器・毛織物・払子であろうと、そういうものを分け与えるべきでない。招くべきではない。気を遣って他人に奉仕するべきではない。
〈沈思黙考〉
意に沿う者つまり欲望のまま生きている者が、意に沿わない者つまり欲望や執着を振り払い放棄した者に気を遣って奉仕をするべきではない
〈応用・適用・活用〉
真の思いやりとは何なのかということ。欲望や執着、悪いカルマといった意に沿って集めたモノによって満喫させようとすることが背後で働いていて、そういうことに気づかずに相手に奉仕するのは、最終的には傷つけたり暴力につながるということ。ここでは托鉢僧と俗人のやり取りが記されているが、これを私のような俗人レベルに落とし込むならば、
- その奉仕は本当に相手のためになるか?
- その奉仕は本当に自分のためになるか?
- 以上が同時に平等に均等になされるか?
- 試行錯誤しながらも知っていくこと
- 知っていくために体験すること
- 体験を、知ることにつなげるために洞察力を養うこと
- 瞑想していこう!
- 決起していこう!
- 懺悔し暴力に対して赦しを請うていこう!
- 相手のことも赦していこう!
- 暴力をしないようにしていこう!
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