『アーヤーランガ』第1篇 第8章 解脱の手段 第1節8・1・3より
いたるところで悪が是認されている。他ならぬその悪を乗り越えた末に偉大な遠離があると解き明かされている。思慮あるバラモンたる者が説いた教え(ダルマ)を、お前たちは理解せよ。村落であろうとなかろうと、荒地であろうとなかろうと、これら三つの時機のあることが引証されている。それらの時機に、立派なこの人々は目を覚まして決起したのである。諸々の悪い行為(カルマン)について火が消えたように鎮まっている者たちが、来世に対する邪念のない者たちであると解き明かされている。
〈沈思黙考〉
それらの時機、つまり人生における3つの区分において、立派なこの人々は目を覚まして決起したのである
〈応用・適用・活用〉
人生にはある程度の区分というかステージがあるが、それぞれのタイミングで決心は必要だし重要だ。タイミングとかめぐり合わせもあるだろう。そのタイミングを見逃してはいけない。しっかりと洞察し、そのタイミングに決起、つまり決心し実践するのだ。カルマを振り払い、悪い者・モノ・コトを放棄し、暴力をなさない・なさせないようにしていくにも決心・決起が必要。目を覚ますには決心し決起、つまり決めて実践するということ。だからこそ、
- できるだけ暴力をしないようにする(アヒㇺサー)と決心しよう!
- 「その行為は暴力にならないか?」と自問自答しよう!
- 懺悔し、自制力・自律力をつけていこう!
- 以上のためにも瞑想していこう!アヌ・プレークシャー(沈思黙考の瞑想)をしていこう!
- そして暴力を減らしていこう!
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