『アーヤーランガ』第1篇 第6章 振り払うこと 第5節6・5・1より
複数の家の中、複数の家のあいだ、複数の村の中、複数の村のあいだ、複数の町の中、複数の町のあいだ、諸国の中、あるいは諸国のあいだであろうと、ある種の人々がその者を傷つける。あるいは接触という諸々の苦痛が触れる。それらの接触という苦痛が触れたならば、勇者として耐えるべきである。
〈沈思黙考〉
接触という苦痛が触れたならば、勇者として耐えるべきである
〈応用・適用・活用〉
耐えるというのが我慢するということではなく、反応しないということ。「苦痛である」と第三者的に認識したうえでそれを放棄するということだ。6・5・3の言葉を借りるならば、
自分自身を攻撃するべきではない。他者を攻撃するべきではない。他のすべての生物・生類・生き物・有情を攻撃するべきではない。
ということだ。反応しないということは、静寂・停止・鎮静・火が消えたように鎮まること(ニルヴァーナ)への道であり、自他を攻撃せずすべての生きものたちと仲良くするための道だ。反応しないことが、より良く生きるための大きな第一歩。この道を歩むために
- 決起しよう!
- 自己を確立していこう!
- この世に拘泥しないようにしていこう!
- 精神不動にして活動していけるようにしていこう!
そのためにも、
- 瞑想していこう!
- 自制していこう!
- 怒りを放棄していこう!
- 慢心を放棄していこう!
- たぶらかしを放棄していこう!
- 貪りを放棄していこう!
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