『アーヤーランガ』第1篇 第9章 苦行についての伝承 第3節9・3・12より
戦の前線における猛者のように、そこでかの偉大なる勇者は完全に防護されていた。幸いなる方は荒っぽいことどもに遭いながらも精神を不動にして歩んだ。
〈沈思黙考〉
幸いなる方は荒っぽいことどもに遭いながらも精神を不動にして歩んだ
〈応用・適用・活用〉
決起して、つまりコレと決めたら、外野のアレコレに惑わされずに進んで行けということ。
9・3・4に
「犬たちは沙門を咬め」と言って叩いた後、チュッ、チュッと音を出して吠えさせた。
とあるように、時には外野から相当に荒っぽいことも受けるかもしれない。
- 沙門=とらわれず自由に真実を求める者=勝利者の道を歩む者
- 犬たちが噛む=狂犬病、つまり不治の病に侵される=カルマに侵され自由が奪われる
ということだから、それは相当に荒っぽいことだ。でも、精神を不動にして歩むのだ。不動の精神を養い獲得するには、
- 自分にとっての明かり・灯を見出すこと(自灯明)
- 自分にとっての明かりを見出すために先人に学ぶこと(法灯明)
- その明かりに向かって力強く歩むこと
- 瞑想していこう!
- 自制し余計なカルマを増やさないようにしていこう!
- 自分のカルマに気づき放棄していこう!
- 自分の内にある明かり・灯を信じよう!
- その明かり・灯はやがて自他を照らしていくことを諒解していこう!
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