『アーヤーランガ』第1篇 第1章 武器を知り抜いたうえで放棄すること 第3節1・3・2より
では、私は語ろう。みずから、世間を決して誣いるべきではない。アートマンを決して誣いるべきではない。世間を誣いる者はアートマンを誣いる。アートマンを誣いる者は世間を誣いる。
〈沈思黙考〉
世間を誣いる者はアートマンを誣いる。アートマンを誣いる者は世間を誣いる。誣いるとは事実を曲げて作り事を言ったり相手を悪く言ったりすること。世間を悪く言えば自分を悪く言うし、自分を悪く言えば世間を悪く言う。
〈応用・適用・活用〉
世間を悪く言う人は自分を悪く言うし、自分を悪く言う人は世間を悪く言う。これでは良いことも喜びも幸福も生まれない。延々と負のループを繰り返し彷徨い、自他を傷つけてしまう。因果律・カルマの法則から抜け出せず、同じ過ちを繰り返すだけだ。だからこそ、世間を決して誣いず、アートマンも決して誣いるべきではない。いつも『目的地』を念頭に置いて懺悔や慈悲をもって目的地にかなった言動を心がけて生活していこう!🙏
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