『アーヤーランガ』第1篇 第1章 武器を知り抜いたうえで放棄すること 第7節1・7・4より
では、私は語ろう。飛ぶことのできる生きものがいる。時にそれらは衝突する。そして、いいかね、接触という苦痛に触れてしまうと、その中にあるものは縮む。そこでそれれはすっかり苦しめられる。そこですっかり苦しめられているそれらは、そこで死滅する。
〈沈思黙考〉
接触は苦痛であり、接触によってその中にあるものは縮んでしまう。
〈応用・適用・活用〉
衝突や接触を単に物理的に見たときに、そこには苦痛を伴う感覚が生まれるからやはりそれは苦しみである。これをもう少し深堀していくと、接触という感覚に対して反応するからそこに苦しみが生まれ、その苦しみが肉体を覆っている魂本来の輝きをかすめてしまうのだろう。
日常生活で様々な外的刺激に反応して、そこから良い感情が生まれる自分もいるけれど、悪感情が生まれる自分も多い。こういった反応とか感情は自分にとって武器に他ならない。「武器を知りぬいて放棄する」ことが安心平安のカギ。だからこそ、反応している自分に気づき・知り、それを放棄して執着から解放していく努力をしていこう!そうすることで武器が武器でなくなっていくのだ!まずはとにかく気づいて知ること!
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